私は美容師として6年ほど働いていました。その後は美容クリニックで毛髪診断士として働いていましたが、やはり自分にとっては髪の毛に関わる仕事が原点だと思い、AGA治療に特化した当院に転職しました。前職の美容クリニックではAGA治療も行なっていたので、AGAの基本知識はあるつもりでした。しかし当院に来て「自分は基本中の基本しか知らなかったのか」と感じるくらいに勉強量と症例の多さに圧倒されましたし、AGA治療に対する本気度や患者様お一人おひとりへの姿勢が違いました。
私は元々おでこの広さにコンプレックスを感じていて、初めて美容院に行った際にそのことを伝えたところ、美容師から「分け目を反対にするとうまくカバーできるよ」とアドバイスを受けました。実際に言われた通りやってみると本当に印象が変わったのが衝撃で、髪の毛でその人の世界や生活環境を左右したり印象を変化させたりできるものなんだと感じました。当院にお越しいただく患者様には治療で髪の毛の変化を体感していただきたいです。
患者様からのご質問の中で多いと感じるのは「薬をいつまで服用すればよいか」という質問です。AGA治療には明確なゴールがなく、ご自身が気にならなくなった時点がその方のゴールとなります。しかし治療薬の服用を止めると薄毛に戻ってしまう可能性があることも現実です。そういったリスクをお伝えした上で、うまく治療と付き合っていけるのがベストですね。例えば「年齢を重ねて周りの友人も薄くなってきたから気にならなくなった」と感じれば、そこで治療を止めるというのもありだと思います。
当院にお越しいただく患者様は、20代30代の若い世代の方が多いです。やはり薄毛治療に対する世の中の注目度が高まっているのだと思いますし、若いうちから薄毛に敏感になっている人は多いんだなと感じます。
カウンセリングでは患者様に小さな変化が見られた際、些細なことでもお伝えしています。逆に全く変化がない患者様には、その旨を正直にお伝えした上で今後の治療方針を提案させていただいております。
私は治療の必要がない方には「薄毛の傾向が見られないので治療はしなくても大丈夫だと思いますよ」とお伝えいたしますし、患者様にとって本当に必要なものだけをおすすめしたいと思っています。これからも「あのときあの人に思い切って話をして本当によかった」と思っていただけるような毛髪診断士を目指してまいります。
医師監修のもと、AGA治療の基礎知識や
薄毛対策に関するトピックをお届けします。