スタッフインタビュー vol.20interview vol.20

患者様のために医学的根拠に基づいた正しい知識を

接客が好きで、以前はファッション業界でバッグや服などを販売していました。販売スキルへの評価や売上への貢献など「販売員としてのゴール」に自分なりに達することはできたと思います。そのためさらに高いレベルでの対応力や提案力を身につけようと思いAGAヘアクリニックの毛髪診断士に転職しました。しかし実際に毛髪診断士になってみると、要求されるレベルの高さに自信を失うこともありました。販売職の場合はセンスなど感覚的なもので勝負できますが、AGAヘアクリニックの毛髪診断士は医学的なエビデンスに基づいて提案していく仕事です。

私自身も以前から薄毛の治療薬を服用していますが、当初は「トレンドのファッションに身を包むなら、かっこいい髪型がいい」程度の軽い考えでした。しかし患者様は真剣に髪の毛について悩み来院されるわけですから、表面的な対応はしたくありません。医学的根拠に基づいた正しい知識を理論的に伝えるためにも、日々勉強を重ねています。

お一人おひとり異なるゴールのために

当院では治療薬を服用する必要性があまり感じられない患者様については、その旨をご本人に伝えています。それでも将来の薄毛の心配をされる方が少なくありません。私は患者様のお気持ちやご希望を傾聴することについては自信があります。普段はお気持ちの50%程度しか話さないという患者様でも、私には80％本音で話してくださることがあります。

その長所を生かして、なぜ患者様がそこまで将来の心配をされるのかを、じっくりと伺うようにしています。私が患者様のお話しを丁寧に聴くことで、患者様のご不安が少しでも解消されることを目指しています。ただしそれだけでは患者様は満足されないと思います。もっと勉強して今以上に提案力を身につけていきたいです。AGA治療は患者様お一人おひとりによってゴールが異なります。発毛の効果はもちろんですが、患者様のお気持ちの中にある「本当のゴール」を伺って、患者様と一緒に目指していきたいです。

このクリニックのメンバーだからできること

毛髪診断士の最終面接の際に、内定を受けるかどうかをまだ迷っていました。と言うのは興味のあった外資系ブランドからも内定をもらっており、「やはり私が活躍できるのは販売職なのではないか」との気持ちがあったからです。一方で「医療という新しい分野で次のステージへ進みたい」という希望も混在していました。

面接が終わり毛髪診断士やコンシェルジュが待機している控え室へ案内され、数名の毛髪診断士と挨拶を交わしました。そのとき「この人たちと一緒に働きたい！」と直感で思いました。販売職で数え切れないほど多くの人と接してきたため、多少なりとも人を見る目はあると自負しています。そんな経験から、ここの毛髪診断士は真剣に誠意を持って患者様に対応していると察しました。チームメイトとして共に学び合い、切磋琢磨できると思いました。

全く畑違いの仕事に飛び込んだため、私は人一倍苦労したと思います。そのため新人の毛髪診断士が悩むポイントなどもよくわかり、私だから教えられることがあると考えています。しかしまずは私自身が患者様のためにできることをもっと増やしていきたいです。